専門家が教える「失敗しない治療院の選び方」

専門家が教えるシリーズ

今回は失敗しない治療院の選び方です。

ぼくのような専門家たちの間で治療院と呼ばれるものは以下の通り。

  • 整形外科(大病院)
  • 整形外科(街のクリニック)
  • 整骨院
  • 接骨院
  • 鍼灸院
  • 整体院
  • カイロプラクティック

似ているようでそれぞれ役割や得意分野が違います。

ラーメン屋を例にすると

醤油、味噌、塩、とんこつ、家系、創作系といったようにに全てラーメンには変わりありませんが全く別物といったような感じです。

どういった時にどこを利用すれば良いのか解説していきます。

   

整形外科(大病院)

〇〇大学附属病院や〇〇会△△病院といった大きな施設がこれに当たります。

特徴は何と言っても検査設備や手術設備の充実度でしょう。

レントゲンはもちろん、MRIやCTなどは基本的に完備しています。

骨折や脱臼などの大怪我をした際の受診がおすすめ。

また原因不明の長期にわたる痛みなどでも利用をおすすめします。

例えば「膝が痛くて病院に行ったが実は癌の骨転移だった。」なんて場合

大きな病院であれば整形外科以外にも内科や外科など様々な診療科目を取り扱っているため、診療科目の枠を超えた連携が可能となっています。

また当然ですが医療機関になるため保険適用となり費用も抑えられます。

ただし、施設が大きいだけに利用者も大勢います。

待ち時間はかなりかかる覚悟が必要になります。

医師の診察を受けるだけなのに3時間待った、レントゲンを撮るだけなのに2時間待ったなどは日常茶飯事です。

大きな病院を利用する際は半日〜1日かかると思った方が精神衛生的にいいでしょう。

また利用者が多いだけに医師や看護師は患者ひとりひとりの顔と名前を覚える余裕はありません。

それだけ忙しいということです。

診察をした医師と処置を行う看護師が直接やり取りをして連携することが難しくカルテの情報のみでやり取りするなんてことも珍しくありません。

 

メリット

・検査設備が充実している
・診療科目の枠を超えた連携
・費用が抑えられる
・骨折や脱臼などの大怪我の診察には最適
・痛み止めなど内服薬が処方してもらえる

デメリット

・とにかく待たされる
 (レントゲンだけに数時間待つなど)
・丁寧な対応は望みにくい
・大怪我でも順番は順番、待たされる可能性あり
・内服薬の処方→再診→内服薬の処方を繰り返す可能性がある

働くスタッフ(全て国家資格)

・医師
・看護師
・理学療法士
・作業療法士

整形外科(街のクリニック)

〇〇整形外科や〇〇整形クリニックなどがこれに当たります。

整形外科なのでレントゲン、MRIやCTなど検査設備は基本的には充実してます。

ですが大病院と比べて個人規模でやっている場合もあるのでレントゲンのみの院も少なくありません。

事前にHPなどでチェックしてから行くのが無難です。

大病院と違って診療科目が整形外科のみになるので他の診療科目での診察が必要になると転院をすることになります。

その際に丁寧な医師であれば紹介状を作成し、転院先での診察がスムーズになるようにしてくれます。

保険適用になるので費用は抑えれます。

しかし最近は保険適用外の最新危機を導入している院もあるなどして費用が高くなることもあります。

こちらも事前にHPなどでチェックしておくと良いでしょう。

待ち時間は大病院と比べれば短いかもしれませんが、それでも長いことが多いです。

半日とは言いませんがそれなりに覚悟は必要かもしれません。

また、リハビリと称して電気を5〜10分当てるだけの整形外科も少なくありません。

正直言って意味がありません。

それで治っているならおそらく電気の力ではなくただの自然治癒力です。

 

メリット

・検査設備が充実している院が比較的多い
・費用が抑えられる
・骨折や脱臼などの大怪我の診察には最適
・痛み止めなど内服薬が処方してもらえる

デメリット

・混み具合により待たされる可能性あり
・丁寧な対応は望みにくい
・電気だけのリハビリなどをすることがある
・内服薬の処方→再診→内服薬の処方を繰り返す可能性がある

働くスタッフ(全て国家資格)

・医師
・看護師
・理学療法士
・作業療法士
・柔道整復師

整骨院と接骨院

この2つの違いをよく聞かれますがこれらは一緒です。

細かいことを言うと接骨院が正しい表記になります。

ここにいるのは柔道整復師という国家資格者です。

専門学校3年または大学4年を卒業し、国家資格に合格した人です。

また鍼灸師の方が働いていたり、鍼灸師の資格も合わせて持っているなんてパターンもあります。

原則として柔道整復師の対応していい範囲は骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れのみです。

ようは怪我ですね。

骨盤矯正などは本来の仕事ではありません。

つまり接骨院は怪我の治療を行う場所ということになります。

しかし昨今では骨盤矯正や小顔矯正などの看板を出す院が増え、怪我の取扱をやめている院もあります。

正直、選ぶのが一番難しいのは接骨院かもしれません。

整形外科と比較すると一人一人丁寧に対応はしてもらえるはずです。

怪我の治療、トレーニング、手技(一般的に言うとマッサージ)などきめ細やかに対応してくれるはずです。

接骨院では怪我であれば保険が適用されます。

怪我であれば費用は比較的抑えられます。

保険を使うか使わないかは希望しても怪我でなければ使うことはできません。

なんでもかんでも保険で治療!というところは要注意です。

単なる肩こりや慢性の腰痛で保険を使用すると詐欺に当たる可能性があります。

これは接骨院とその保険を使った本人の両方が該当するので本当に注意が必要です。

怪我以外の目的で利用する際は自費になるのでその院ごとの設定料金になるため高額になることもあります。

事前のHPチェックは必須になります。

待ち時間は比較的短い場合が多いです。また予約制であればほぼ0でしょう。

だらだら説明しても読みにくくなるのでまとめます。

 

メリット

・待ち時間は少ない傾向にある
・怪我なら費用が抑えられる
・骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れなどの怪我に対応
・整形外科と比較すると丁寧にやってもらえる可能性が高い
・鍼灸師がいれば鍼灸治療も可能

デメリット

・怪我以外は保険が使えない
・骨盤矯正など流行りに乗って怪我の処置をしない院もある
・院によって技術レベルの差が激しい
 (医師よりも開業のハードルが低いため)

働くスタッフ

・柔道整復師(国家資格)
・鍼灸師(国家資格)
・柔道整復学生(受付のみなど)
・鍼灸学生(受付のみなど)

 

鍼灸院

接骨院が怪我などの急性症状の治療を行う場所なのに対して基本的に鍼灸院は慢性症状の治療を行う場所になります。

また近年では美容鍼灸もかなり盛んになっています。

特徴はなんと言っても鍼とお灸です。

特に鍼は組織に直接鍼を刺して治療が可能です。

ぼくのような鍼灸資格をもたない人間からするとなんとも羨ましい治療法です。

費用については自費になるので高額になりやすいケースが多いです。

ぼくの感覚では5000円くらいでやっているのは格安で、8000円前後は相場、1万円を超えてくるとやや高いという感じです。

しかし値段で選ぶと失敗することが多いので要注意です。

高いには高いなりの理由が必ずあります。

おすすめなのは口コミです。それも同業者の口コミです。

ただ一般の方が同業者の口コミを聞くのは簡単なことではないと思います。

このブログの最後にぼくがおすすめする治療院一覧を載せておきますので参考にしてみてください。

鍼灸院は予約制の院が多く待ち時間はほぼ0でしょう。

院によってスタイルが大きく違うので事前のHPチェックは欠かせません。

 

メリット

・鍼とお灸は基本的に鍼灸院だけ
・肩こりなどの慢性症状に対応
・リラクゼーション要素もある
・待ち時間は少ない傾向が強い
・美容鍼など痛み以外の分野も盛ん

デメリット

・怪我の治療はできない
・東洋医学や現代鍼灸など院によってスタイルが大きく違う
・院によって技術レベルの差が激しい
 (医師よりも開業のハードルが低いため)

働くスタッフ

・鍼灸師(国家資格)
・鍼灸学生(受付のみなど)

 

整体院

ここからは国家資格者でなくとも店舗を出せる分野になってきます。

まず整体師について補足をすると

整体師はただの名称であって資格でもなんでもありません。
ゆえに学校などを卒業する必要もなく、誰もが名乗れるもになります。 
脱サラして整体院を始めるなんてのもよくある話です。

つまり体の勉強をしていない整体師も存在するので整体院を選ぶ際にはより一層の注意が必要ということになります。

不安な場合は何か資格を持っていないか確認してから利用したほうがいいでしょう。

整体院は基本的に肩こりや腰痛など慢性症状に対応する場所になります。

当然ですが保険は使えませんので費用は比較的高額になりやすいです。

鍼灸院と同じく5000円くらいでやっているのは格安で、8000円前後は相場、1万円を超えてくるとやや高いという感じです。

院によってもスタイルが全然違うので自分に合った整体院を見つけるのは簡単ではありません。

やはり口コミなどを参考にしてみると良いかもしれません。

柔道整復師や鍼灸師の資格をもっていながら整体院をされる方もおられます。

ちなみにぼくは柔道整復師の資格をもっていて、週に1日の接骨院勤務をしながら自分で整体院をしています。

メリット

・腰痛や肩こりなどの慢性症状に対応
・リラクゼーション要素が強い
・待ち時間は少ない傾向が強い

デメリット

・怪我の治療はできない
・院によってスタイルが大きく違う
・無資格でもできるので院によって技術レベルの差がかなり激しい
・保険が使えないので費用が高額になりやすい

働くスタッフ

・整体師(資格ではなくただの名称)

 

カイロプラクティック

資格っぽく聞こえますが日本では資格されておらず整体師と同じジャンルになっています。

つまり誰でも名乗ることは可能というわけです。

基本的には整体院と同じですが決定的な違いが1つあります。

それがカイロプラクティックという治療技術です。

いわゆるボキボキと関節がなるやつがこれになります。

ただし以下の内容は声を大にして言わせてもらいます。

カイロプラクターにも3種類あります。

  1. 国家資格化された海外で資格を取得後に帰国したカイロプラクター
  2. 国家資格化された海外のカリキュラムを国内で修了したカイロプラクター
  3. 海外に行っておらず国内でもカリキュラムを修了していないカイロプラクター

1.国家資格化された海外で資格を取得後に帰国したカイロプラクター

アメリカやオーストラリアなどの大学に留学し、医学部よりも多いカリキュラムを修め国家試験に合格した正真正銘のカイロプラクターです。
安心して体を預けられます。

2.国家資格化された海外のカリキュラムを国内で修了したカイロプラクター

海外の大学の日本分校でカリキュラムを修めたカイロプラクターです。
安心して体を預けられます。

3.海外に行っておらず国内でもカリキュラムを修了していないカイロプラクター

ただ名乗っているだけです。安心して体を預けられるとは言えません。

 

知人のカイロプラクターの先生がわかりやすい説明を作ってくれたので参考にしてみてください。

カイロプラクティックを受ける際にはぜひ参考にしてください。

資格されてない以上、保険は使えませんんので費用は高額になる傾向があります。

 

メリット

・腰痛や肩こりなどの慢性症状に対応
・待ち時間は少ない傾向が強い
・ちゃんと資格をもっているカイロプラクターなら技術レベルが高い

デメリット

・怪我の治療はできない
・無資格でもできるので院によって技術レベルの差がかなり激しい
・無資格カイロは施術事故などの危険性が高い
・保険が使えないので費用が高額になりやすい

働くスタッフ

・カイロプラクター(日本では資格化されていない)

より詳しいカイロについてはこちらをご覧ください

ぼくのおすすめ治療院一覧

最後にぼくのおすすめする治療院をジャンル別に載せておきます。

整形外科

たいら手の外科整形外科(東京都日野市)

湯浅整形外科医院(東京都昭島市)

鈴木慶やすらぎクリニック(東京都立川市)

アリーナサイドクリニック(埼玉県さいたま市)

 

整骨院、接骨院

カナメ整骨院(神奈川県厚木市)
電気治療が他の整骨院とは比較できないほど高レベルです。

有道接骨院・鍼灸マッサージ院(東京都墨田区)
当院でも採用しているマッケンジー法での治療を行なっています。

鍼灸整骨院雨青舎(福岡県福岡市)
怪我だけでなく多種多様な不調に対応してくれる凄腕スタッフ3人で運営してます。

昭島名倉堂接骨院(東京都昭島市)
ぼくの修行した原点の接骨院です。怪我の処置やトレーニングがすごく丁寧です。

 

・鍼灸院

伊良林鍼灸均整院-AFINA-(東京都豊島区)
非常に研究熱心な院長が1人で運営しています。

 

・整体院

はじめ整体院(広島県安芸郡)
姿勢改善に特化した整体院です。院長が超優しいです。

下北沢JM整体院(東京都世田谷区)
オリンピックアスリートも利用する高レベルな整体院です。

 

・カイロプラクティック

ライフプラス二子玉川(東京都世田谷区)
オーストラリアのカリキュラムを修めた正真正銘のカイロプラクターがいます。

広尾カイロプクティックB-Well(東京都渋谷区)
アメリカの大学でカリキュラムを修め試験に合格し、帰国した正真正銘のカイロプラクターがいます。

 

おすすめ治療院は今後もどんどん増えていく予定ですのでこのブログは定期的にチェックしてみてくださいね。

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