立川すずひろ整体院で採用しているマッケンジー法は簡単に言うとエクササイズを用いた最強のセルフケアシステムです。
1950年代のニュージーランドで発祥した健康回復のための自己管理方法で、ただのセルフケアではなくセルフケアシステムです。(ここ大事です。)
世界各地で多くの医師や医療機関から高い評価を得ており、アメリカやデンマークでは腰痛診察ガイドラインでマッケンジー法の使用が推奨されているほどです。
しかし残念なことに日本は世界から遅れをとっています。
マッケンジー法の認定セラピストになるためには世界標準レベルの試験に合格しなければならないのですが、日本人はまだ275名しかいません。
マッケンジー法は、痛みを解決するには当事者自身が「自分で治したい!」という気持ちを持ち、その為の行動が必要不可欠であると考えています。
この主体的な気持ちが最も強くあなたを健康へと導きます。
すずひろ整体院はそんな気持ちに応えて二人三脚で健康に向かうお手伝いをします。
他とは違う悪化という言葉の捉え方
悪化と言うと一般的には痛みが強くなることを指します。
しかしマッケンジー法では、痛みが強くなる=悪化とはしません。
痛みの強さではなく、痛みの場所の変化や、どこの痛みが酷くなったのかなどを重要視します。
マッケンジー法における悪化とは
- 痛みの範囲が”末梢に広がる”
- ”末梢の”痛みが強くなる
- エクササイズ後に極端に体の動く範囲が狭まる
エクササイズ中に痛みが出たから、エクササイズ後に痛みが強くなったから、これは必ずしも悪化したとは言えません。
痛みの強弱よりも痛みの場所や範囲といった痛みの分布が大事になります。
エクササイズを行ったことで痛みが末梢に広がることを痛みの末梢化、中心に向かって収束することを痛みの中央化と言い、末梢化=悪化、中央化=改善と捉えます。
マッケンジー法の4ステップ
マッケンジー法では以下の流れでカウンセリング〜再発予防を行います。
Step1 カウンセリング
まず丁寧なカウンセリングから始まります。
発症からの経過や年齢、お仕事、生活習慣など様々な内容をお尋ねします。
最も重要なパートになります。
症状解決までのスピードはカウンセリングで決まります。
Step2 評価/分類
カウンセリングで得られた情報を基に姿勢検査やエクササイズを用いた運動検査を行います。
検査の結果、患者様がどんなタイプの症状なのかを分類していきます。
分類は全部で4つあります。
- すぐに良くなるタイプ
- 時間はかかるが良くなるタイプ
- 姿勢改善だけで良くなるタイプ
- その他
Step3 施術/ホームワーク
検査結果に基づいてセルフエクササイズを処方し、日々の生活で注意すべき姿勢のアドバイスを行います。
セルフエクササイズだけで改善が難しい場合は、手技を使用して自分で行うエクササイズや姿勢で効果が得られる状態に体を変えていきます。
先にも述べたように「自分で治したい!」という主体的な気持ちが大切です。
セルフエクササイズに取り組むことで通院の回数を減らせて、貴重な時間を有効に活用することにも繋がり、人生が豊かになります。
Step4 再発予防
自分で治す方法が分かれば再発のリスクも限りなくゼロに近づけられます。
仮に再発してしまっても速やかに、安全に、効果的に自分で対処ができます。
これがすずひろ整体院の目指す患者様の自立です。
セルフチェックリスト
以下に3つ以上当てはまる場合はエクササイズや姿勢矯正などを改善できる可能性が非常に高いです。
- 1日の中で数分でも痛みを感じない時間がある。(睡眠中含む)
- ここ数ヶ月〜数年間で同じ痛みを経験している。
- 中腰やしゃがんでいると痛みが強くなる。
- 長時間座りっぱなしや、そこから立ち上がるときに痛くなる。
- 〇〇をやると痛くなる、というような何か特定の要因がある。
- じっとしているより体を動かしている方が楽だ。(歩いているとなど)
これはすぐに診てもらうべき
以下に当てはまる場合は当院のご利用を強くお勧めします。
- 根性座骨神経痛(膝よりも下に痛みや痺れあり)
- 頸椎症性神経根症(肘よりも先に痛みや痺れあり)
- 股関節症で股関節やおしりに痛みがある。
- 肩関節症で肩関節や腕に痛みがある。
- 腰が痛くて身体を前に曲げられない。
- 腰や首だけが痛かったのが、徐々におしりや肩に痛みが広がっている。
- 手足が痺れる。
- 肘や膝に痛みがあり治療を受けても改善しなかった。
- 一般的な治療では改善しなかった。
(電気治療、指圧、矯正など)
立川すずひろ整体院では「自分で治したい!」という気持ちをお持ちの方を心よりお待ちしております。